東京の街のシンボルとして、そのどっしりとした佇まいから威厳を放ち続ける「東京駅」。
赤レンガ造りの重厚な建物は国の重要文化財にも指定されており、2012年には創建時の姿に復元する大規模な工事も完了しました。
そんな東京駅の駅舎内で100年以上の歴史を紡ぐのが、クラシカルで洗練された雰囲気が素敵な「東京ステーションホテル」です。
ヨーロッパ調の高級感漂う客室は、まるで海外の邸宅のよう。
さらに、特別なディナーにぴったりのレストランやラグジュアリーなラウンジ、モダンなサウナや大浴場など、ホテルステイをたっぷり楽しめる施設も充実しています。
今回はそんな「東京ステーションホテル」の魅力について、詳しくご紹介していきましょう！
■「ロビーラウンジ」で優雅に待ち合わせ
メインエントランスを入るとまず目に入るのは、上流階級のサロンのように洗練された雰囲気を醸し出す「ロビーラウンジ」です。
絶妙にカラーコーディネートされたインテリアや、明るい日差しが差し込む縦長の窓、天井を彩るシャンデリアが何ともおしゃれ。
朝から夜までオープンしており、おいしいスイーツやランチ、軽食などを堪能できます。
待ち合わせに利用したり、チェックイン後に気軽に足を運ぶのもいいですね。
＜ロビーラウンジの詳細を見る＞
■おすすめの客室は？
「東京ステーションホテル」の客室は、コンパクトなタイプから超豪華なスイートまで全11種類。
ここでは、眺望や間取りなどが素敵ないくつかの客室をご紹介しましょう。
【パレスビュー】丸の内を見渡す眺めの良さが人気
「パレスビュー」はホテル中央付近の丸の内側に面した客室です。
縦長の窓を活かした天井高の空間で、プレミアムタイプのお部屋は特に広々。
窓の外には駅前の広場と皇居へ続く御幸通りの景色が広がります。
バスルームはガラス張りで洗い場付き。パウダールームもシックで高級感にあふれています。
【パレスサイド】パレスビューよりややコンパクト
「パレスサイド」も同じく丸の内側にある客室です。
眺望の良さがありつつ、パレスビューよりもややコンパクトでお値段もややリーズナブル。
おひとり様のちょっと贅沢な宿泊や、カップル・ご夫婦・気の置けない友人との二人旅などにぴったりです。
【ドームサイド】東京駅のドームをじっくり鑑賞
2012年に復元された東京駅を象徴する美しいドーム。
そのドームの内側を間近に見られるのが、「ドームサイド」と呼ばれる客室です。
駅の構内から見上げると、周囲をぐるりと囲むように客室が配されているのが分かります。
創建当時のデザインに復元された十二支のレリーフも、客室から見るとすぐ目の前。
建物好きにはたまらない特別な眺めです。
【ジュニアスイート】ワンランク上の贅沢ステイ
スイートに泊まるほどの予算はないけれど、ちょっと贅沢なホテルステイを体験したい。そんな方におすすめなのが、こちらのジュニアスイートです。
駅舎のほぼ中央にあたる場所にあり、パレスビューよりもさらにゆったりとした空間。
窓のそばにはリビングスペースもあります。
ベッド以外にのんびり寛げるスペースがあるだけで、とても贅沢な気分になれますね。
また、スイートルームのアメニティはあの「ブルガリ」。高級スキンケアアイテムをライン使いでお試しできます。
【メゾネット】都心では珍しい2階建ての客室
東京ステーションホテルには、都心のホテルでは珍しいメゾネットタイプのお部屋もあります。
1階は空間を贅沢に使ったリビングスペース。ベッドがない分、邸宅のような雰囲気がさらに増しています。
階段を上がった先にあるのが、プライベート感たっぷりの寝室。リビングと完全に分かれているので、オンとオフの切り替えがしやすくリラックスできそうですね。
＜東京ステーションホテルの宿泊プランを見る＞
■朝食は100種類以上のブッフェ
朝食はゲスト専用ラウンジ「アトリウム」にて。駅舎の屋根裏にあたる特別な空間です。
メニューはなんと100種類以上！目の前でシェフが調理するライブステーションもあり、洋食派も和食派も大満足の品揃えです。
ちなみにアトリウムの朝食は決められた日にちに限り、1日10名まで宿泊客以外も利用できます。
休日に朝食だけ食べに行くのも贅沢ですね♪
■スパのサウナで整うも良し！
地下1階にあるフィットネスラウンジには、2,000円（税込）で利用できる温浴施設もあります。
人工炭酸泉・人工温泉・ドライサウナ・ミストサウナと種類も充実。
照明を落としたラグジュアリーな雰囲気が好評です。
フィットネスクラブの会員や宿泊客だけが利用できる施設なので、穴場感もあり。サウナーなら要チェックです。
■レストラン・バー・カフェは全部で10店舗
東京ステーションホテルにある飲食店はなんと10店舗。
ディナー付きの宿泊プランはもちろんですが、素泊まりでお好みのレストランやバーを利用するのも素敵です。
ここではその中から、おすすめの7店舗をご紹介しましょう。
【ブラン ルージュ】日本らしさを堪能するフレンチレストラン
ホテルのクラシカルな雰囲気を最も反映するフレンチレストラン「ブラン ルージュ」。
全国各地の厳選素材を使った日本らしさが際立つフレンチを堪能できます。
【カントニーズ ”燕” ケン タカセ】医食同源を叶える新感覚の広東料理
本場香港で広東料理を学んだオーナーシェフが、美・健康・アンチエイジングをコンセプトに新しい創作料理を提案する「カントニーズ ”燕” ケン タカセ」。
数々の美食と共に、食べることで心身を健やかにする”医食同源”を叶えます。
【丸の内一丁目 しち十二候】季節の移ろいを散りばめた現代的な会席料理
日本料理店「丸の内一丁目 しち十二候」は、余計な装飾を省いたシンプルでモダンな空間が印象的。
季節の移ろいを表す七十二候に合わせ、旬の食材を使った現代的な会席料理や鉄板焼を主な献立としています。
【すし青柳】伝統を受け継ぐ極上の江戸前寿司
「すし青柳」は職人自らが仕入れた旬の魚を堪能できる江戸前寿司店。
にぎりはもちろん、日本料理と共に味わう「すし懐石」は特別なディナーにぴったりの豪華さです。
【エノテカノリーオ】大人の隠れ家的なリストランテ＆ワインバー
荻窪や神楽坂など、閑静な住宅街で隠れた名店として人気を呼んでいた「エノテカノリーオ」。
東京ステーションホテルに移転した現在も、居心地のいい隠れ家的な雰囲気はそのままに、シンプルなイタリア料理と豊富な種類のワインを堪能できるリストランテとして愛されています。
【カメリア】カジュアルなディナーも楽しめるカフェ＆バー
気軽に食事やお酒を楽しみたい方にぴったりなのが、クラシカルな雰囲気漂うカフェ＆バー「カメリア」です。
定番のビーフシチューや黒毛和牛のステーキといった本格的なメニューから、アフタヌーンティーやハイティーなどのお茶会メニューも充実。シーンを問わない自由なひと時を過ごせます。
【TORAYA TOKYO】虎屋プロデュース。限定メニューもありのカフェ
「TORAYA TOKYO」は虎屋が運営するカフェ＆ショップ。
とらや・とらやパリ店・トラヤあんスタンド・とらや工房のお菓子が揃った初のコンセプトショップです。
店舗限定メニューもあり、ホテル滞在中にちょっと息抜きをするのにおすすめです。
■東京駅で特別なお泊りを体験しよう♡
東京のシンボル「東京駅」に泊まるという特別な体験ができる「東京ステーションホテル」。
たくさんの魅力にあふれた場所にぜひ宿泊して、クラシカルな雰囲気を堪能してみてはいかがでしょう？
＜東京ステーションホテル＞
